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バーチャルアバターのビジネス活用とは?メリット、活用シーンを解説

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バーチャルアバターはバーチャル空間上で、自身の分身となるキャラクターやアイコンのことです。バーチャルアバターはVtuberのように個人で利用されることが多いですが、ビジネスの場面で企業が活用することもできます。

バーチャルアバターをビジネスで活用することには様々なメリットがあります。この記事では、バーチャルアバターをビジネスで活用するメリットや活用シーンを解説します。

バーチャルアバターとは

まず、バーチャルアバターがどのようなものかを詳しく解説しておきます。

バーチャルアバターはSNSのアイコンやゲームで操作するキャラクター、自身がオンライン上でのコミュニケーションを行うときの姿、会話を行うAIに人の姿を与えるものとして用いられます。顔の表情や体の動きなど、実際の人に合わせてアバターを動かすことができ、よりリアルなアバターを作ることができます。

バーチャルアバターの姿は自由に作ることができ、2Dや3Dのものなど、用途に合わせて制作することができます。バーチャルアバターは専用のアプリでも作ることができますし、より自由なデザインにしたい場合にはアバター制作会社に依頼することで作ることができます。

バーチャルアバターのビジネスでの活用シーン

バーチャルアバターはゲームやインターネットなど個人での利用に加えて、ビジネスでも活用することができます。ここでは活用シーンについて詳しく説明します。

オンライン接客

バーチャルアバターはオンラインでの接客に用いることができます。Zoomなどのようなオンライン対話ツールを利用することで、遠く離れていても対面と同じように接客することが可能になりました。

このオンライン接客においてバーチャルアバターを用いれば、自身の顔を出すことなく接客することが可能になります。アバターを用いることでお客様により親しみを与えられ、より効果的な接客を行うことができるでしょう。

カスタマーサポートやお客様相談室、クレーム対応などでバーチャルアバターを利用することができます。

AI受付

AI受付でもバーチャルアバターの利用は一般的です。受付にモニターを設置し、AIが対応するシステムを導入することで受付の無人化を行うことができます。

このAI受付では来訪者に対してAIが対応を行い、お客様の案内を行います。AIにバーチャルアバターの姿を与えることで、AIであってもお客様は人間と話しているような親近感を持つことができます。

AI受付では音声での会話も可能なものがあり、バーチャルアバターを利用することでキャラクターと話しているように見せることができ、よりリアルな接客体験を提供することができます。

AI受付については以下で詳しく解説しています。

AI受付とは?導入メリットやおすすめシステム8選を紹介

メタバースでの接客、案内

メタバースでの接客や案内にもバーチャルアバターを用いることができます。メタバースとは、オンライン上の3D空間の中にバーチャル店舗を持ち、製品やサービスの販売が行えるものです。

このメタバース上の店舗において接客や案内を行う際に、バーチャルアバターの姿で対応を行うのです。メタバース上の店舗のコンセプトや世界観に合わせたアバターを作ることができるので、お客様により没入感を与えながら、メタバースの店舗での販売を促進することができるでしょう。

メタバースでは移動や会話なども自由にできるので、バーチャルアバターにも動きや表情のレパートリーが必要になります。

アバターでの接客については以下で解説しています。

アバター接客を導入するメリットとは?サービス5選と導入事例も紹介

VRイベント

VRイベントにもバーチャルアバターを利用できます。

VRイベントとは、オンライン上にイベント会場を作り、様々な催しを行うものです。展示会やカンファレンス、音楽ライブ、スポーツ観戦イベントなど、現実で行われているイベントをバーチャル空間で行うものです。企業はVRイベントを行うことで、現実における距離や時間などの制限なく、イベントを行うことができます。

VRイベントにおいては、お客様も企業側のスタッフもバーチャルアバターを通してイベントに参加します。例えば、バーチャル展示会ではお客様はアバターの姿で会場を歩き、製品やサービスについて質問をすることができますし、企業側もアバターの姿で案内を行います。

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バーチャルアバター活用のメリット

バーチャルアバターは幅広いシーンで利用できますが、活用することで様々なメリットが得られます。

ストレス軽減

バーチャルアバターによってスタッフのストレスを減らすことができます。

お客様と対面で話すことにストレスを感じる人は多いです。オンラインでの接客でも自身の姿をさらして会話をすることにストレスを感じてしまうのです。特にクレーム対応などの場合にはストレスを感じるでしょう。

バーチャルアバターを用いることで、こういったスタッフのストレスを抑えることができます。自身の顔を隠すことで、プレッシャーやストレスを減らすことができ、離職率や給食率を減らすことができるでしょう。

また、お客様のなかにも、人と対面で話すことが苦手という人がいます。こういったお客様のストレスも減らすことができ、より購買につなげられる可能性があります。

人件費削減

バーチャルアバターを用いることで人件費を削減できます。AIアバターを用いることで、人を採用せずとも顧客対応ができるようになります。ヘルプデスクや受付、お客様相談室、観光案内所などでは、人のスタッフが対応しなくてはなりませんでしたが、AIアバターを用いることで自動化、無人化ができるのです。

さらに、人の場合には採用や教育に費用が都度かかりましたが、AIアバターでは一度システムを導入し学習をさせればよいので、コストを抑えることができます。

顧客満足度向上

バーチャルアバターを用いることで、顧客満足度を高められる可能性があります。

バーチャルアバターを通して接客をすることで、お客様は親近感を感じますし、よりスタッフの言葉を受け入れるでしょう。AIアバターなどを用いれば、人が対応できない時間でも24時間365日対応できるので、お客様を待たせることがありません。

このように、顧客満足度を高められるのもバーチャルアバターのメリットです。

販売促進

バーチャル空間での販売促進ができることも、バーチャルアバターのメリットです。

バーチャル空間の店舗で、商品やサービスを展示しているだけよりも、スタッフが案内をしたほうが売れるでしょう。アバターを用いて、顧客に話しかけ、説明を行うことで販売促進ができます。

バーチャルアバターを利用すれば、動きを用いて説明ができるので、利用シーンや使用方法などをよりわかりやすく伝えることができるでしょう。

没入感

バーチャルアバターを用いることで、イベントへ参加している人に対して、より没入感を与えることができるでしょう。

バーチャル世界に参加している人それぞれがバーチャルアバターを利用することで、よりその世界に入り込むことができます。バーチャルイベントなどでは、アバターがあることで催し物をみることができますし、参加者同士で会話を行うことができます。

バーチャルアバターによって、より没入感を得ることができます。

ビジネスシーンで活用できるバーチャルアバターサービス

ビジネスシーンでバーチャルアバターを活用したいときにおすすめのバーチャルアバターサービスを紹介します。

接客オンデマンドAI

対話の様子
接客オンデマンドAIは、2Dや3Dのアバターを作成し、接客や受付に取り入れることができるサービスです。オンライン接客においてアバターを取り入れることで、人のスタッフのストレスを取り除くだけでなく、お客様にも親近感を与えることができます。

また、AIアバターシステムも提供しており、生成AIを利用したアバターがお客様の言葉を理解し、自然な日本語で回答してくれるサービスの導入も可能です。AIアバターによる高度な対応が可能になり、接客や受付を自動化することができます。アバターの導入だけでなく、CGやVRを用いたバーチャルショップやバーチャルイベント会場などの制作も行っています。

導入・運用などの運用支援が充実しており、アバターやシステムの導入、オペレーション全体の管理、運用における分析や調整、成果チェックなど、運用支援に関しても担当スタッフが細かくサポートするので安心です。

A440

A440
引用:A440(https://a440.technology/)

A440は、ARやVRなどのインタラクティブコンテンツの企画や制作を行っている会社です。

その技術により人物の写真をもとに本人の特徴をとらえた3Dアバターを作ることができます。さらに、アバターに対してダンスやアクロバティックな動きをつけたり、背景に音や動きなどをつけることができます。スタッフのアバターが自社サービスを紹介したり、ダンスを踊るアバターを作成したりといった使い方ができます。

アバター制作システムがあるので、短納期で納品してもらえます。

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まとめ

ここまで、バーチャルアバターとは何か、バーチャルアバターをビジネスで用いられる場面、用いるメリット、バーチャルアバターを作るのに利用できるサービスを紹介してきました。

ビジネスにバーチャルアバターを活用したいという人は、ぜひ接客オンデマンドAIを検討してみてください。接客オンデマンドAIでは、バーチャルAIアバターがお客様との自然対話を行うシステムの開発が可能です。モニター上のAIバーチャルアバターが、人の代わりに接客や案内を行います。

人型のバーチャルアバターが利用者の音声を認識して、適切な回答を行うAI開発運用を提供しています。また、PCのモニターを通して接客を行うオンライン接客においても、自身の姿の代わりにアバターを表示するオンライン接客システムやアバター制作を行っています。
ぜひお問い合わせください。