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リアルからバーチャルへ!VRを活用したバーチャルショップの可能性

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【バーチャルリアリティ=VR】

リアルからバーチャルへのシフトは、既にオンラインショップの普及で現実のものとなっていますが、本当の意味でのバーチャルショップはVRによって実現します。
バーチャルリアリティを意味するこの技術は既にゲームの分野で普及し始めていますが、オンラインショップで導入するところも増えつつあります。
バーチャルショップは仮想的に店内を見て回ったり、商品を選べたりするのが特徴で、実店舗に出向かなくても擬似的にショッピングを体験することができます。

没入感があるので体験中は実際に店舗にいる感覚が得られますし、商品についても手に取って確かめているかのような気分になります。
この感覚はスマホやパソコンの平面的な映像では得られないVR特有のもので、バーチャルショップの可能性を感じさせるポイントです。
今はまだ発展途上でこれからも進化していく可能性に満ちあふれていますし、将来的には仮想空間内でのショッピングが当たり前になってもおかしくないです。
それほど可能性を感じさせる技術やアイデアで、ショッピング体験を上のステージに引き上げたり、新たな価値をもたらしたりするものになると予想されます。

【バーチャルショップのメリット】

現在分かっているバーチャルショップのメリットは、365日24時間営業による時間を選ばないショッピング体験の提供、オンラインでも実店舗の雰囲気が提供できるなどです。
更に写真やテキストのみの商品説明とは異なり、感覚的に商品のサイズなどの特徴を伝えられるのもメリットです。
仮想空間内に商品を陳列できますし、説明を補足する情報として写真や動画を埋め込むことも可能です。当然ですが、実店舗を必要としないので家賃を節約できますし、接客対応に当たるスタッフの人件費も減らせます。

接客についてはアバターによるスタッフの対応が話題になっているので、アバターが接客するスタイルが定着する可能性は高いです。
バーチャルなら複数の店舗を運営するのも容易で、スタッフはアバターを操作して接客しますから、複数店舗の運営を少人数で回すことも不可能ではないです。

【バーチャルショップを導入するには?】

誰もが気になるのはショップの作り方ですが、実店舗の雰囲気をオンラインに再現するものですから、実際に店内の様子を撮影して編集する形となります。
仮想空間内で顧客が利用する機能は、その設定にノウハウがありますから、誰でも短時間でサクッと作れるほど簡単ではないです。
やはり、完成度や接客品質などを考慮すると、制作に詳しい専門的な企業に相談するのが良さそうです。

【バーチャルショップ事例】

バーチャルショップの事例では、実店舗の陳列棚をVRで見て回れるコスメショップの例が好例で、自宅にいながらまるで実店舗に足を運んでいる感覚が得られることが好評を博しました。
期間限定での提供ではあったものの、質の高い背景や商品画像を用いたことから、没入感の高い体験の提供に繋がったようです。

アパレルショップの例を挙げると、外観や入り口、店内まで詳細に再現されていて、本当にお店に入るワクワク感が疑似体験できる内容となっています。
商品ごとにタグがつけられており、触れると商品の購入ページに移動できる仕組みです。
レジにはブランドを紹介する動画やSNSのアカウント、スタッフと会話ができる機能が盛り込まれる構想です。

他にも、生産者のインタビューを見ることができるスイーツのお店や、バーチャルで試着ができるスポーツ用品店など、VRを活用した事例が増えています。
これらの事例に共通するのは、VRで仮想空間上に実店舗の雰囲気が再現されていること、商品の情報を知ったり魅力が分かったりする工夫が行われていることです。
商品を選べば購入に進むことができますから、バーチャルといっても機能的には実店舗そのものです。
接客は事例によって対応が異なりますが、アバターを使って対応した事例の反響が大きかったことから、今後アバターで接客する事例は増えると思われます。

【バーチャルショップ導入で感染症対策】

感染症の影響で実店舗の集客に頭を抱えやすい状況においては、それに変わるサービスの考案、提供が必要不可欠で急務です。
バーチャルショップはまさに時代の救世主ともいえる存在で、非対面にオンライン、実店舗に近いショッピング体験と時代が求める条件を満たしています。
VRは360°全方位の実店舗を再現することも可能ですから、店舗空間を仮想空間上に再構築することは決して不可能ではないでしょう。
どこまで再現するかはケースバイケースですが、少なくとも店内の雰囲気が感じ取れるくらいには再現される傾向です。
それは陳列もそうですが、空気感とそれに関わる照明にも当てはまります。
中途半端な再現は結局のところ従来のオンラインショップで良いという結論に至りかねないので、再現をするなら徹底的にこだわって取り組んだ方が良い結果になると考えられます。
可能性を開くのは妥協ではなく挑戦、そして独自性ですから、事例を参考にしつつ他にないアイデアを捻り出したり、形にしたりする必要がありそうです。

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