保護者・子ども対応の「伝わり方」をAIが定量評価。対話シーンを再現するAIロープレで若手保育士の対人スキルを育成
この事例のポイント
保育士の早期育成と教育品質の標準化を目的に、AIロープレを活用した実践型研修を導入。保護者対応や子どもとのコミュニケーションを想定した対話演習を音声で行い、発話内容や対応傾向を可視化・評価。全10園・約200名の若手保育士育成に活用され、指導担当者のフィードバック品質向上と保育現場に求められる対人スキルの習得を支援しています。
Customer Challenges
お客様の課題
保育士不足を背景に、新卒の若手保育士や資格を持ちながら就業していない潜在保育士のスキル習得をいかに早く進めるかが課題となっていた。特に保護者対応や子ども対応は現場経験に依存する部分が大きく、教育実習や集合研修だけでは十分に補いきれず、指導担当者ごとの指導内容や評価にもばらつきが生じやすい状況だった。
Background To Introduction
導入の経緯
政府が進めるICT化の流れを背景に保育施設のデジタル活用が広がるなか、清香会は創業以来培ってきた保育ノウハウと内部研修ノウハウをAIシステムに反映する方針を検討。選択式ではなく音声での受け答えを通じて実践的な対人スキルを養える点や、シーンやAIキャラクターの性格を柔軟に変更できる仕様が評価され、導入に至る。
Our Approach
当社の取り組み
保護者の悩み相談や子どもとの対話など、保育現場で頻出する代表的なシーンをもとにシナリオを設計。同じ場面でも異なる性格のAIキャラクターが登場する仕様とし、受講のたびに異なる対話展開を経験できるようにした。あわせて、発話量の比率やNGワードの発言回数、語彙のバリエーション数などを測定し、清香会の教育指針・人事評価表に基づく独自の評価軸で100点満点のスコアを算出する仕組みを構築。分析結果はグラフを用いたレポートとして出力し、指導担当者との面談時のフィードバックに活用できる形に整えた。
Results Achieved
得られた成果
2026年5月より、清香会が運営する全10園、約200名の若手保育士を対象とした研修での活用を開始。対話形式・音声入力による実践演習を通じて、保護者・子ども対応における対人スキルの向上を後押しする体制を整備した。分析結果の可視化により、指導担当者が保育士一人ひとりの対応の特徴を把握しやすくなり、面談でのフィードバックの質向上にもつながっている。今後は保育士養成校をはじめとする教育機関向け教材としての展開も見込まれている。
Services Introduced
この事例で導入した
サービス
Proven Solutions
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